コンポスト(堆肥)を作ろう

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コンポストを作ろう

お庭に必要なもので、オススメしたいのが堆肥作りを行う箱です。よく目にするのはホームセンターなどでもおなじみの緑や黒のプラスチックのような素材で出来た円筒状の箱があります。
ですが、ちょっと草木や家庭菜園にこだわったお庭を作るとどうしても浮いた存在になってしまうと思います。また、管理をちゃんと行わないと悪臭をはなち出して近づきたくなくなってしまったり、ご近所の迷惑になってしまいかねません。段ボールコンポストも、裏庭の目立たない場所におけば良いのですが、視界に入ると段ボールのゴミが置いてあるように見えかねません(作り方にもよりますが)。

なんでコンポストが必要なんだろう

例えば家庭菜園やお庭に、とっても良い土、とっても良い肥料を用意するのはお金をかければすぐに出来ます。ですがせっかく日々の生活で出る残菜や草取りをしたゴミ、家庭菜園のゴミが肥料になればたった○○円ですが廃棄のゴミ代も減りますし、肥料代の節約になり、オーガニック栽培に近づけ、地球に優しい習慣を楽しめます。循環型の生活が見直されている今、先ずは簡単なコンポスト作りから初めてみると楽しめます。

コンポストには、何を入れるの?

基本としては、植物系のゴミ(コーヒーの粉、米のとぎ汁、野菜のゴミ、お庭の雑草)をメインに卵の殻や貝殻を入れると良いと言われております。動物系の肉や魚を入れてしまうとそれを狙った動物がよってきたり、悪臭の原因になりかねません。
また、外国の本などには段ボールを入れたりと紙のゴミを混ぜる方もいるそうです。その際は油性のトナーを使ったもや、表面がツルツルした印刷物(スーパーのチラシなど)はさけた方が良いそうです。
実験を行いましたが、少しの紙のゴミと、本が届く段ボールを10個ほどコンポストの箱に入れましたが、6月から9月までの三ヶ月ほどですっかりキレイになりました。
※段ボールは、両面はがして2枚の紙と、波状のボール紙に分けました。

また、忘れがちなのが土を入れること

ゴミを入れ続けるだけではなかなか分解がされず悪臭の原因になりかねません。悪臭予防や、分解促進も含めゴミをある程度入れたら土を隠れるぐらいかけ、またゴミをのせとミルフィーユ構造にして行かなければなりません。そして月に一度でもスコップやガーデンフォークでかき混ぜてください。

北海道の木を使うIMGP6752

写真で紹介している箱は北海道は十勝産のカラマツ材を使用しております。カラマツは戦後にとても多く植えられた木材用の樹木です。ですが輸入建材の一般化や建築には扱いにくい独特なクセもありなかなか使用の例が多くありません。
カラマツ材は、昔の鉄道の枕木や電柱に使われた木材であって木材の中でも腐りづらい材料であって、これからのガーデンにはとても良い素材です。

また、木材でボックスを作ることによって通気性吸湿性のバランスが保ちやすく。プラスチック素材の箱に比べ、悪臭を放ったことがありません。

IMGP6755安心、安全なペンキを使う
写真の箱は、若い夫婦と小学生の男の子から幼稚園の女の子、1歳の女の子のいる5人家族のお家のお庭に作ったもの、なのでちょっとかわいらしくポップな色合いのオスモ`カントリーカラー`を使いました。オスモの塗料は、ほとんどが天然の素材で出来た安心の素材の塗料で、寒さも知るドイツ製とのこともあって北海道の冬の気候にも耐え、毎年塗り返す必要がありません。また土に落ちても石油系を使っていないために植物が気になる方にも安心な塗料です。また色もたくさんあるのでシックなのからナチュラルなイメージも作れます。

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お庭のゴミ箱もかわいいと毎日開けるのが楽しくなります。

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